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アクリル素材の特徴 & 洗濯時の注意点

アクリル素材の特徴

アクリルの素材の特徴は、ウールよりも軽くふんわりとした感じで適度に保湿性があることです。

アクリルを他の繊維とミックスすることで、より染色性や特徴を活かすことができます。

アクリルの主な原料はアクリロニトリルという素材で石油からできています。その後繊維化され日本でもポリエステルと同じ時期に生産が始まりました。

アクリルは化学繊維なのにウールに似せる事ができるのも特徴の一つで、ウールに似せた風合いや保湿性があります。

アクリルにふくらみができるのはバルキー糸によるものですが、ふくらみだけでなく風合いや保湿性なども持たせることができることが、他の合成繊維とは違う特徴です。

アクリルはウールに完全に忠実であるわけではなく、吸収性や吸湿性においてはウールよりも低くなります。

しかし強度や虫食いなどはアクリルの方が優れていいます。

耐久性もウールよりも強く、長い間着れることも特徴と言えるでしょう。アクリルはウールの風合いを保ちながら、弱い部分をカバーする役割で、着心地が難しい場合は混紡されることもあります。

アクリルはセーターによく使われる素材なので知っている人が多いでしょう。

セーター以外にも肌着や靴下、ぬいぐるみや毛布などで幅広く使われています。

アクリル素材の洗濯時の注意点

洗濯する時の注意点は品質表示にある洗濯マークを必ず確認することです。

ドライクリーニングのマークが表示されているなら、クリーニング店に出した方がいいです。

水洗いの表示があるなら家で洗濯できます。

家で洗濯する方法で守らないといけないのは裏返しにして洗濯ネットに入れることです。

毛玉は摩擦が原因でできるので、裏返しにして洗濯ネットに入れれば摩擦を防げます。

洗剤は中性洗剤のオシャレ着洗い用を使いましょう。

アクリルは乾きやすいので、長時間脱水をしなくてもいいです。

短時間の脱水の方が摩擦が少なくなります。

アクリルのセーターなどを干す時は平干しにしましょう。ハンガーなどに吊るして干すと伸びてしまうのでよくありません。

毛玉が出来ていないか確認して、毛玉ができてしまった場合はすぐに切りましょう。

放置すると毛玉は増えていくので外で着るのが難しくなります。

静電気にも気を付けないといけません。

静電気防止スプレーを持ち歩くのがオススメです。アクリルはシワになりにくく虫食いの被害を受けないので、最低限のケアをしていれば大丈夫です。保管する時は清潔感を保つことが大切です。

 

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