カレーのシミが落ちにくい理由(カレーのシミの特徴)
汁気の多いカレーを食べていると、どうしても飛沫が服に飛んでしまうことがあります。
また小さなお子さんはカレーが大好きで、なおかつキレイには食べられませんから洋服はカレーのシミだらけということも子育て世代にはよくある悩みでしょう。
色が目立つうえに、このシミはなかなか落ちないことが頭痛の種です。
落ちない理由は二つあり、ひとつはカレーがおもに油分で出来ていること。
本場のインドではあまり使いませんが日本のカレーは口当たりのために大量の油が含まれており、通常の洗濯ではなかなか落ちないのです。
ふたつめの理由は、スパイスの中には色味があるものもありターメリック(ウコン)がその代表格です。
黄色い色はこのスパイスの色であり、油と共に服の繊維にしみ込むため簡単には落ちないということになります。
カレーのシミをきれいに落とすおススメの洗濯方法
服につけてしまって困るシミの中でも手ごわさ上位に来るのがカレーです。
カレーには水溶性及び油性の汚れ、そして香辛料の色素が混合されてとても強いシミになってしまうのです。
このカレーの染み抜きとして良い方法が台所用洗剤を利用することです。
台所洗剤は食べ物油汚れや色素汚れを落とすために開発されているので、食べ物であるカレーにも良い洗浄効果となるのです。
汚れた部分に直接台所用洗剤を落とし揉み洗いします。この際に素材に合わせた方法をとります。
多く使われている綿やポリエステルなどは揉み洗いをしてもそれほど素材を傷めることはありませんが、シルクや朝の場合にはスポンジなどに洗剤をつけてポンポンと押す感じで汚れを浮き上がらせることが良いです。その後普段通りの洗濯を行うと落ちることが多いです。
もし頑固な汚れの際には、台所用洗剤での対処の後に漂白剤につけて、その後洗濯をするという方法が適しています。
カレーの汚れはクリーニングに出した方が良いか?
カレーのシミは水溶性の汚れ、肉などの溶け込んだ油性の汚れ、さらに香辛料の色素汚れが混合されているため、手ごわいシミになります。
こうしたシミに対しては台所用の洗剤や洗濯用の洗剤などで落とすことも可能ですが、やり方によっては効果が無く、場合によっては却って生地を傷めてしまうこともあります。
このため染み抜きを確実に行うためにはプロであるクリーニング店に依頼するのが得策と言えます。
クリーニング店では通常のクリーニングメニューでは取り除けないシミに対応した染み抜きのメニューもあります。
クリーニング店には専用の染み抜き剤や染み抜きのための専用の設備も整えられていますので、頑固なシミも取り除くことができます。
また染み抜きに携わるスタッフも経験豊富な人ばかりですので、安心して任せることができます。