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【押さえておきたい洗濯の基本】なぜ汚れは落ちるのか?汚れ除去の3つのメカニズム

[chat face="_yusuke-e1517978044665.jpg" name="Yuichi" align="left" style="type1"]そもそもの話として、洗濯すれば汚れが落ちるって、どうしてなんだろう?

洗濯によって衣類の汚れが落ちるメカニズムについて調べてみました。[/chat]

汚れが落ちる理由は 分離、溶解、分解 するから!

汚れが付いた衣類をキレイに洗濯するということはどういうことなのでしょうか?

汚れを落とすという言葉で表現しますが、厳密にいうと、以下の3つのメカニズムが働いていることが分かりました。

このメカニズムをしっかりと理解していると、自分がしている洗濯の作業を理屈っぽく説明することが出来ますし、本当に効果的な洗濯の方法がどのようなものなのか、応用がきくようになります。

汚れの成分を除去する3つのメカニズム

  1. 衣類から汚れの成分を分離する(引きはがしてしまう)
  2. 衣類についた汚れの成分を溶解する(溶かしてしまう)
  3. 衣類についた汚れの分子を壊して汚れでない物質のレベルにまで分解する

 

分離型の洗濯

分離型の洗濯とは衣類から付着した汚れをそのまま引きはがして分離することにより、衣類をもとの汚れがついていない状態に戻すことを言います。

いわゆる水で洗い流すようなイメージです。

これは水の流れという力が加わり、汚れの物質を衣類から文字通り引きはがしているという訳ですね。

水が汚れを衣類から引きはがした、という現象を科学的には水により汚れと衣類が反発しあったという言い方をします。

さらにこの現象を難しくいうと、水によって衣類と汚れが反発しあうことになり、その結果、汚れが衣類から分離するという現象と言い換えることができます。

要は、何が言いたいかというと、汚れを衣類から分離させるためには、汚れが衣類に反発して引きはがれるような状態を作っているということですね。

洗剤に含まれている界面活性剤やアルカリ剤というのは、汚れが衣類に反発してはがれようとする力を生み出すためのものといえるのです。

油汚れには界面活性剤が活躍して除去しやすくし、アルカリ剤は電気的な反発を高めて汚れがいるいから引きはがされやすい状態を作り出す、というのが洗濯のメカニズムの一つです。

汚れをそのまま分離させるのが衣類にはいちばん優しい洗い方

分離、溶解、分解のなかでは、汚れをそのまま分離させるのが衣類の記事にたいする負担も一番少なく、衣類に優しい洗い方となります。

ただし、衣類に優しい反面、洗浄力という面では3つの方法の中では一番劣ったものとなってしまいます。

分離型では汚れの再付着に注意

汚れを衣類からそのままの状態で分離させたあと、洗濯液のなかで一旦は分離した汚れが衣類の別のところに再付着してしまうというのが問題になるので、注意が必要です。

この再付着の防止にも界面活性剤やアルカリ剤が有効に働きます。

衣類が汚れ成分で再汚染される、というようなことを耳にすることもあるかも知れませんが、要はその場合の洗い方は汚れをそのまま分離させる洗い方をしている、という事が言えます。

溶解型の洗濯

溶解型の洗濯とは衣類に付着した汚れが溶けやすい溶剤と交わることにより、汚れを溶剤に溶かし、汚れを薄めて取り除く、という方法になります。

水に溶けやすい水溶性の汚れは水に溶かし、油に溶けやすい油溶性の汚れは油に溶かす、ということになります。

もう少し詳しく解説すると、汚れを溶かしてきれいにする洗濯方法に使われる溶剤は汚れとの相性がよい成分を含んだものが用いられることになります。

そのため、汚れの付着した衣類の繊維の中にもしみこんでいくことになり、分離型よりも衣類に対してダメージを与えてしまうことになります。

膨潤(ぼうじゅん)により記事が縮んでしまうのが注意点

溶剤は汚れとの相性がよい成分を含んだものが用いられ、衣類の繊維の中にもしみこんでしまうデメリットとして、生地の縮みが挙げられます。

生地の糸が溶剤を吸収して膨潤(ぼうじゅん)してしまい、糸が太くなってしまいます。

すると分厚くなった糸と糸との隙間が狭くなって生地が縮む、という事になってしまいます。

分解型の洗濯

分解型の洗濯とは、酸化反応等を利用して有機物の汚れを分解してしまう、という方法となります。

漂白剤は分解型の洗濯で使用される洗浄剤の代表的なものです。

食べ物のシミ等を漂白剤で漂白するような場合をイメージすると分かり易いと思いますが、この場合はシミなどの色素を漂白剤が分解して、衣類を真っ白な状態にしてしまっているという事になります。

因みに、ここでいう分解とは、分子を壊して汚れではないものに変えてしまう、という事を意味しており、分離型で指摘した再付着などの心配はなくなります。

まとめ

[chat face="_yusuke-e1517978044665.jpg" name="洗濯の先生" align="left" style="type1"]

洗濯で汚れを落とす、といっても、汚れがどのようなメカニズムで落ちているのか、詳しく見てみるととても興味深いことが分かりました。

このイメージを持っていると、洗濯が単なる作業ではなくて、化学的な反応が起きていることを具体的に創造しながら汚れをやっつけているようなゲームとして楽しめるようになりそうです!

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