宅配クリーニングのサービスを提供している業者も多様化しており、どこのどのサービスが自分にピッタリなのか、見分け方に困ってしまいます。
ここでは、私が調べてみたポイントや、こういうところを比較してみるとよいというポイントを整理しましたので、参考になれば幸いです。
どのようなポイントを比較するとよいか?
各社いろいろなプランを用意していて、一概に横に並べて比較しようとしてもイマイチ頭に入ってこない感じがする方は、以下の切り口で各社の情報を整理してみるとよいと思います。
ただし、その前に自信の判断基準となるものを整理するためにも、以下の点を事前に整理しておくと、より一層自分にピッタリなプランを見つけられると思います。
事前に確認しておきたい自分に関する事項!
- クリーニングに出す衣類の量(どのような種類の洋服を何枚ぐらい出しているのか)
- 一回に出すクリーニング料の支払い金額の目安
- これまでにクリーニングに出してから取りに行くまでにどのぐらいの日数をかけていたか
- ネット通販等に対して日頃から抵抗がないか
自分にピッタリな宅配クリーニングのサービスを見つけるポイント!
- 運営会社のバックグラウンド(経歴)
- 料金プランの体系
- 送料の体系
- しみ抜きなどのオプションが有料かどうか
- 対応できない衣類の種類
- 対応地域
- 集荷してから仕上がるまでに要する日数の目安
- 支払方法
運営会社のバックグラウンド
宅配クリーニングを運営している企業のバックグラウンドとしては以下のような分類があります。
- 地元に根付いた老舗のクリーニング店
- ネットベンチャー
- 大手資本をバックとしたグループ企業
- その他
老舗のクリーニング店が展開する例としては、プラスキューブ、ネクシー、リナビス、などがあげられます。
これらの企業では宅配クリーニング用のサイトで発信している情報だけでなく、もともとのクリーニング店としての情報も発信しているので、どのような技術的な強みがあるのか、という点などはリアルな店舗のサイトで確認してみるという方法も考えられます。
ネットベンチャーが運営する例としては、リネットがあげられます。
リネットではクリーニングを依頼するシステム開発にも一日の長があり、アプリ機能の充実度にも定評があります。
また、既存のクリーニング店の枠組にとらわれないビジネス設計にも挑戦している所も多く見られ、最短で2日の納品を実現したことや、オプションプランも充実しているなどの経営管理面でも他とは少し違うものを感じるところがあったりします。
大手資本をバックとしたグループの例としては、カジタクがあげられます。
運営母体はイオングループですが、イオンのグループ力をバックとした信用は他社とは一線を画しているかもしれません。
特に、カジタクはクリーニング後の衣類の長期保管がセットになっていることを売りにしていますが、衣類の保管サービスをお願いしている間に運営会社が破綻した場合に衣類の取り扱いはどのようになるのか?という点に不安を感じる方にとっては、大きな安心材料になることと思われます。
また、イオンのグループ力を活かして、voyage groupとの提携や、白洋舎との提携も実現し、サービスの幅を広げています。
料金体系のプラン
アイテム数に応じた定額プランを提示している会社と、衣類の種類ごとに個別に値段が設定されているものとがあります。
複数の宅配クリーニングのサービスを利用している人の中では、クリーニング単価の高い高級衣類については定額プランのサービス(プラスキューブ, リナビス,, など)で出し、単価の安いシャツ等は個別の値段設定になっているサービス(リネット等)に依頼している方もいるようです。
集荷してから仕上がりまでにかかる日数
仕上がりまでにかかる日数としては2日~2週間というレンジで各社が設定しています。
最速なのはリネットのプレミアム会員プランの2日となっています。
その他のサービスでは、通常の日数のプランとお急ぎ便のプラントをネットで申し込む際に選べるようになっている所もあるので、この点も確認しておくのがベターです。
但し、ご自宅からの運送にかかる日数も考慮する必要があるので、注意が必要です。
特に、ネクシーの場合は送付先が九州となるので、関東からの発送となると、余計に1日かかる場合があるので注意が必要です。
多くの場合は、手元に戻ってくる日時も指定できるサービスが多いですが、現実的にはこの配送に要する日数も事前にイメージしておくとよいと思います。
その他:確認できれば事前に確認しておきたい事項
宅配クリーニングのトラブルとして多いのが、
- 紛失のトラブル
- 品質のトラブル
- 価格のトラブル
といった項目となります。
ネット上のやり取りという事もあり、もしもトラブルになった場合にはどのような対応をしてくれそうなのか、把握出来ておくと安心ですよね?
そのためにも、各社が設定している賠償基準を確認しておくことをおすすめします。
その他、品質のトラブルについては、衣類を発送する際の要望を伝えるための伝票などがあるかどうか、または要望を伝えるための伝票に書き込める情報量がどの程度のものか、という点も口コミ等で確認できると尚良いでしょう。