ブーツや革靴にカビが生えてしまってショックを受けたことはありませんか?
もしくは、多少のカビぐらいでは気にせず履き続けている人もいたりするのではないでしょうか?
ブーツや革靴も決して安いものではありませんし、お手入れの仕方次第では一生ものとして長く履くことが出来ます。
革靴・ブーツのケアが必要となる理由として、「カビが生えた」というのが圧倒的に多いため、今回はブーツや革靴にカビが生えた時の対処法とNGな方法について解説します。
最後に、他の方の失敗談も掲載しましたので、同じような失敗をしないように、一読していただけると嬉しいです。
革靴・ブーツにカビが生えてしまう原因とは?
まずは、靴箱や下駄箱の靴の数が多すぎて、換気が行き届いていないことが一番の原因です。
靴箱内の靴の量が増えるのに応じて、換気量もそれ以上に必要になってきます。
また、カビ等も靴が多ければ多い程それに比例するような形で増えていきますので、まずは、換気を徹底して行い、不要な靴までシューズボックスに詰め込んだままにしないようにしてはいかがでしょうか!?
パンプス、ヒールやブーツなど、靴の種類が多すぎてなかなか整理できない人もいるかもしれません。。
そういう時は、保管付きのクリーニング等を上手に活用して、クリーニングに出してから最適な環境で保管してもらうという方法もありますので、是非、この記事の中でも紹介しているサービスなどを参考にしてみてください。
話を戻しますと、靴の量を減らせば、カビの生えるリスクも少なくすることができますよ( ◠‿◠ )
革靴・ブーツに生えたカビの対処法・除去法として絶対にやってはいけないこと
靴なカビが生えた!!と焦って一番やってはいけないことは、靴をそのまま水洗いしてしまうことです!
靴は水を含むことによって、それが乾ききらない間に大量にカビ菌を発生させてしまう結果になりかねません。。
靴にカビが生えた時は自分で水洗いせずに、ブラシをかけた後に乾いた布でカビをとれる範囲でとるように努めることが必要です。
具体的な方法としては、まず100円均一で購入した一回限りで捨てても良いような靴用のブラシで靴の中を徹底してブラッシングします。
その後に未使用のウエスで靴の中を掃除します。
その後に外観も未使用の柔らかいブラシや未使用のウエスで磨いてカビを落とすというのが通常の対策としてよく耳にする内容となります。
あきらめていたあの靴もクリーニングできれいに![くつリネット]
プロのクリーニングにお願いしたい場合のおすすめ
やっぱり自分でブーツのお手入れをするのは結構大変ですよね。
特に、あなたにとって大切なものであればあるほど、
「素人の自分でお手入れして失敗したらどうしよう、、」
と思ってしまいますよね。
そのようなときは、プロのクリーニングに頼ってしまうのも一つの方法です。
とはいえ、靴でもブーツや革靴となると意外と重たいもの。。
クリーニングのお店に持って行ったりするのは意外としんどいですよね。。
そういう訳で、この記事ではプロのクリーニングの中でも宅配で対応してくれる宅配クリーニングのサービスを選んでみました。
皆さんの参考になれば大変嬉しいです。
くつリネット
便利さ、保管、クリーニング技術、いずれも高評価の「くつリネット」
革靴の丸洗いが可能に!くつリネットでは革の栄養素を複合した革専用洗剤を使用しているため、これまで実現できなかった革靴の丸洗いが可能となりました。
最適な加工を施し、くつを蘇らせます!
クリーニング・丸洗いのみでは落ちきらない汚れやキズなどは、 最適仕上げを選択いただくことにより”補色”もしくは”ブラッシング加工”をおこないキレイな状態に戻します
サービス、オプションの種類の多さ | |
1足あたりの値段の安さ | |
仕上の速さ | |
便利さ | |
保管サービスの有無(保管期間) |
こんな方におすすめ
- 冬物ブーツはき続けて、雨ジミやムレたニオイも気になるように。 UGGのブーツはまた買いなおすのも高いし、もったいないしと感じている方。
- 「友人や会社との付き合いもあり、勝負の靴を用意しているがはき回して新しい靴を買い換えようか、、?でも、まだ履けるし、、」と悩んでいる方。
キレイな水にこだわっています
くつリネットでは靴を洗う際に使用する水は、天然水よりもきれいな水で丸洗いをしています。
PPM値
水道水
ppm70前後
天然水 ppm30前後
くつリネット ppm1以下
PPM・・・二酸化窒素などの大気汚染物質をはじめとする公害分野や、食品添加物などの濃度、 岩石中 の微量元素の組成、半導体中の不純物量を示す目的などで良く用いられる。
美靴パック
クリーニング、修理、保管と幅広い対応の「美靴パック」
美靴パックの靴クリーニングのポイント
- 除菌、消臭対策もしっかり行います
- 縮み、型崩れ対策として以下の3つの対応を行っています。
・オリジナルの洗浄剤を使用
・時間をかけて自然乾燥
・返送時も乾燥材で対応
サービス、オプションの種類の多さ | |
1足あたりの値段の安さ | |
仕上の速さ | |
便利さ | |
保管サービスの有無(保管期間) |
こんな方におすすめ
- 2足の靴をセットでお得な値段でキレイにしたい方
- クリーニングだけではなく、修理やメンテナンスも一緒にお願いしたい方
- 登山シューズなどのメンテナンス&クリーニングもお願いしたい方
キレイナ
「キレイナ」洋服だけでなく、靴やレザー用品にも幅広く対応する高品質クリーニング&メンテナンス
キレイナの技術スタッフ
ポイント
- 「クリーニング+メンテナンス」 靴を甦らせる(よみがえらせる)復元術
- 大事な靴をメンテナンスしながら大事に着続けたい、、という思いに応えてくれる
- 他店では洗えないアイテムでもしっかり対応してくれる!
- 女性の技術者が対応してくれるので、女性でも安心して依頼できる!
料金 | シューズ/パンプス | レザーウォッシュ | 5,000円 |
カラーリフレッシュ | 9,000円 | ||
ブーツ | レザーウォッシュ | 6,500円 | |
カラーリフレッシュ | 12,000円 | ||
送料 | 【本州・四国・九州】… 片道900円 / 往復1,800円
【北海道・沖縄】 … 片道1,800円 / 往復3,600円 ※合計金額7,000円以上で片道送料無料。合計金額12,000円以上で往復送料無料。 |
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納期 | 目安:30日~ |
サービス、オプションの種類の多さ | |
1足あたりの値段の安さ | |
仕上の速さ | |
便利さ | |
保管サービスの有無(保管期間) |
自分でできる、革靴・ブーツに生えたカビの正しい落とし方・方法・手順の解説
正しいカビの落とし方としては、このようなアイテムを準備してみてください。
まず、皮靴用のブラシ、布、重曹、除菌用アルコールスプレー、新聞紙、靴用クリーナー、靴用クリームです。
ここから、まずは、靴の中や、靴の外観をブラッシングしましょう。ブラシは、靴用のブラシでOKです。
靴の外観については、傷付けないようにあまり、強い力でこすらないことです。
細かいゴミ等を落としましょう。
次にウエス等の布を少し濡らせて、重曹をウエスに含ませます。
この重曹をつけた布で靴全体をこすります。
重曹はできれば、弱アルカリ性のものが好ましいです。
理由は、靴にとって非常に優しいからです。
次に除菌用のアルコールスプレーをかけます。
靴の表面、内側共にスプレーをたくさん掛けましょう。
スプレーを掛け終わったら2~3日程陰干ししてください。
特に革靴でありますと、直射日光は厳禁で、乾燥をおこすとヒビ割れを起こすようなこともありますので、皮靴の場合は、陰干しをしてください。
この工程の後に、革靴、運動靴等とも共通して靴クリームを塗ります。
靴用のクリームは豆一つ分位を目安にして、靴全体に塗ってみましょう。
靴用のクリームを塗ることで、靴の保湿にも繋がりますし、これらの工程を実施することで、カビの除去をした上で、靴の保護対策してもバッチリです。
革靴・ブーツのカビの「ニオイ」をとにかく何とかしたいときの対処法とは?
革靴や、ブーツのカビによる臭いを何とかしたい方法としまして以外な方法があります。
それは、皆様が常日頃持ち歩いている10円玉なんです。
この十円玉について、10個分程靴の中に入れてしまいます。
なんとこれだけで消臭効果があるのです。
銅は水分と触れると銅イオンを出します。
このイオンを菌が取り込むと細胞が破壊されるのです。
ですが、使い過ぎに注意なのです。
10円玉を並べすぎて使い過ぎてしまいますと、逆に水を多く含んでしまうことになりますので、カビが多く生えてしまい、逆効果になってしまいなすので、注意が必要です。
自分の靴の大きさに合わせた適切な量を探ってみましょう。
もう一つは、弱酸性である重曹を使用することです。
重曹は足の臭いの元になる成分を中和させる効果を発揮させます。
重曹は弱アルカリ性で嫌な臭いの元は弱酸性なので中和できちゃうのです。
スエードの靴に生えたカビの対処法と気を付けるべきこととは?
スエード靴に生えたカビを撃退する方法と気をつける方法についてなのですが、スエード靴については注意事項が一点だけあります!
それは、使用して良いものはアルコールのみと言うことなのです。
靴の中でも非常に厄介なのがスエード靴なのですが、その特性としまして、丸洗いができず、汚れも落ちにくいと言う特性があり、スエードは、起毛革といって革の一種。
革靴と同じくらいデリケートなのです。
ですので、スエード靴の手入れ方法としましては、基本的には革靴のカビを除去する方法と似たような形になります。
ブラシとしては、スエード靴用のブラシがありますので、このスエード靴用のブラシを使用すると効果的でしょう。
他の手順としては、革靴と同様で、ブラシで汚れを払い落とし、アルコールスプレーを掛ける、水吹きする。2~3日くらい陰干しして、仕上げに防水、これでカビ対策をしていきましょう。
スニーカーのカビの対処法と気を付けるべきこととは?
スニーカーのカビに気を付けることは何といっても合わせ技なのです!
その対策として、一番良いと思われるのが、重曹×酸素系漂白剤であります。
その上で、安心してもらいたいのが、スニーカーの便利な特性としては、スニーカー自体を水洗いできることなんです!
これで、少しは悩まずに済みますね、ですので、カビの落とし方としては、靴の中で一番楽な部類に該当するかもしれません。
黒カビや目に見えるようなカビにつきましては、漂白剤を使用しましょう。
ただここで気を付けたいのは、色もののスニーカーについては、漂白剤が使用できないことです。
理由は、お察しのとおりで、色を漂白してしまい落としてしまうことになるからです。
重曹の使用するタイミングですが、まずは靴紐を外してスニーカーの汚れを落とし、そこから重曹水に3時間浸けることです。
水洗い後、1~2日乾かします。これでカビ対策は十分と言えるでしょう。
再発防止のためにできる5つのこと
カビ再発防止策としましては、一番の対策方法としては、毎日位靴を水洗いすることです。
運動靴であれば、特に年齢が若ければ若い程、カビが発生し易い条件である汗や臭いが靴の中に残ってしまいがちになってしまいますので、服と同じような感覚で毎日水洗いできたら、良いのですが、靴を日替わりで用意していても中々靴は乾かないので無理でありますので、頻度を高め靴を定期的に洗うことです。
そうすることによって今までカビで悩んでいたことが一気に解決すると思います。
また、スエード靴や、革靴の場合としては、アルコールスプレーで磨いて靴クリームを全体に塗った後で、風通しの良いベランダに干しておくのが一番良いと思います。
とにかく革靴やスエード靴の場合でやってしまいがちなことは、ずっと下駄箱の中に入れっぱなしになっていることで、換気対策が十分にできていいないことによることでカビ環境が整ってしまいカビが発生することになりますので、根本的にその元を絶つのが良いでしょう。
靴を減らすことも重要です。毎日使用する靴は毎日手入れして、ベランダに置いて置くのが一番良いのかもしれません。
まとめますと
1.下駄箱の中に靴を入れっぱなしにしない
2.下駄箱の靴の量を減らす
3.靴を毎日洗う等して手入れする。
4.できればベランダを毎日活用して毎日履く靴を干すようにする。
5.靴にカビが生えてないか毎日確認する。
ブーツ・革靴に生えたカビを自分で落とそうとして失敗した体験談
ブーツや革靴にカビが生えてしまったらショックですよね。。
自分で何とかしてみたいと思って、いろいろとトライしようと思う方も多いと思います。
ここでは、ネットのアンケートにより、他の方の失敗談を集めてみました。
体験談①:スエードを擦りながら水洗いしてしまいました。。
スエードの靴の爪先部分にカビを生えさせてしまった時、サドルソープでガシガシ擦りながら水洗いをしたところ、乾いた時にガチガチに固くなってしまい、そこの部分だけスエードの風合いが台無しになってしまいました。
その後、ブラッシングして何とかごまかそうとしたが、風合いは戻らず。。
しかも、その時の乾かし方が甘かったのかそれともカビを完全に落としきれていなかったのか、また新たに、今度はさらに広範囲でカビが生えてきてしまい、泣く泣く靴を処分する羽目になってしまいました。。
サドルソープで洗うにしてももう少し優しく丁寧に、そして乾かす時は細心の注意を払って完全に乾かしてからしまうべきだったなと反省しています。
体験談②:アルコールや酢をかけてみましたが、革が傷んでしまい、履けない状態になってしまいました。。
管理が悪かったのか主人の皮のブーツに カビが発生しました。
まず手始めにしたのは普通に洗ってみました。
落ちるわけがなく次は消毒です。
アルコール消毒をしたら取れるんじゃないかと大量に振りかけ軽くこすっても全然取れません。
カビには酢が効くと聞いたので酢を薄めたバケツに投入。
時間を置いて軽く拭きましたが取れることもなく、ダメ元でごしごししたら皮が痛んでしまいました。
色が白いブーツなら漂白剤を使ったと思いますが色が茶色だったため変色が怖くて使えませんでした。
結局カビが1つも取れなかったので主人には申し訳ないですが捨てました。
体験談③:お風呂そうじ用のカビキラーを使ってしまい、ブーツが履けないぐらいに傷んでしまいました。。
ネットが普及していない時代なので、雑誌に載っていた海外の通販を利用して、かっこいい革のブーツを結構なお金を出して手に入れたのに、仕事に遊びに動き回る毎日で、知らない間に大切なブーツにカビを生やしてしまいました。
慌てた私は、お風呂そうじ用のカビキラーを手にして、更にはゴシゴシとタワシか何かでこすりました。カビは根深いものだと思って、何度もこすった結果、もちろんのことですが、ブーツは到底履けない姿になってしまいました。
体験談④:洗濯洗剤と歯ブラシを使ってしまい失敗しました。。
私は1年ぶりにブーツを履こうと思い、下駄箱からブーツを取り出しました。
黒いブーツのあちこちに白カビが生えている事に気が付きました。
最初は叩いて落とそうとしたのですが、落ちません。
どうしても急ぎで履きたかった為、家にある物で落とそうと思い、何の知識も無く調べもしないで「歯ブラシ」と「洗濯洗剤」で、磨きました。
磨いた後、水で濡らした雑巾で拭いたら落ちていた為、その日は履いて出掛けました。
しかし、完全に乾いた後(帰宅後)にブーツを見てみると、磨いた箇所が水を吸った紙のようにボコボコになっていて、場所によっては皮が削れてしまっておりました。
元々、高価なブーツでは無かった為、皮も弱かったのでしょうし、歯ブラシも固めでした。
洗剤も、きっといけなかったのだと思います。
私の場合は、何箇所も磨いてしまった為、そのブーツは結局処分致しました。
歯ブラシで皮を磨く事は、お勧めしません。
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まとめ
やはり、靴が大好きな人は、毎日靴を観察するのであるんだと思います。
大多数の方々が帰ってきたら玄関に靴を脱ぎっぱなし、泥だらけでも靴を玄関に脱ぎっぱなし、靴が臭い臭いを発していてもお構い無し、靴を玄関で履く時に他の靴を踏んで痛めてもお構いなしと言う靴に対して無頓着であることが一番の原因であると思います。
普段からよく靴をいたわって観察する癖を付けていきましょう。